

株のトレードで稼ぐための秘訣の4つ目は、『最大含み損を把握する』です。
最大含み損という概念を始めて聞いたかもしれませんね。
そこで、まずは最大含み損という言葉の意味から説明しましょう。
含み損というのは株を買って(または空売りして)、まだ反対売買していない状態のときに発生する仮の損益のことです。
そして、最大含み損というのは、過去のトレードにおける最大額の含み損のことです。
しかし、過去のトレードといっても無限に過去まで戻れませんよね。
そこで、便宜上、期間を区切って評価します。
期間の長さの目安は、過去2年位のデータで良いでしょう。
また、参考にする最大含み損は銘柄毎の数字ではありません。
複数の銘柄をセットにして同時にトレードするとき、そのセットのことをポートフォリオと言います。
ここで言う最大含み損というのは、ポートフォリオ全体での最大含み損のことなのです。
例で説明しましょう。
理解を容易にするため、A銘柄とB銘柄の2つの銘柄だけのポートフォリオでトレードするケースで説明します。
含み損益が次のように推移したとします。
※ちょっとややこしいですが、大事な秘訣なので頭を使って理解してしまいましょう!
4月1日 A銘柄 含み損益 -3,,000円 B銘柄 含み損益 +5,000円
=> ポートフォリオ全体の含み損益 +2,000円
4月2日 A銘柄 含み損益 -6,,000円 B銘柄 含み損益 +7,000円
=> ポートフォリオ全体の含み損益 +1,000円
4月3日 A銘柄 含み損益 -9,,000円 B銘柄 含み損益 +3,000円
=> ポートフォリオ全体の含み損益 -6,000円
上記の場合、個別銘柄での最大含み損は-9,000円なのに対しポートフォリオ全体での最大含み損は-6,000円です。
ここでお伝えしている把握すべき最大含み損というのは上記の例で言うと、【ポートフォリオ全体での最大含み損】-6,000円のことです。
上記の例では期間3日間しかありませんが、これを最低過去2年間まで遡って把握すると理解してください。
では、なぜポートフォリオ全体の最大含み損を把握することが大事なのでしょうか?
それは、あなたのトレードの最大リスクを把握できるからです。
過去2年位のポートフォリオ全体での最大含み損を把握しておけば、ポートフォリオ全体の最大含み損を更新することはごく稀です。
更新するときは誰の目にもわかる事件(地震による大暴落等)があるときなどが多く、通常は、ほぼ固定です。
したがって、トレードをする前にポートフォリオ全体の最大含み損を把握しておけば、最大リスクがあらかじめ具体的数字で把握できるのです。
リスクの具体的数字を把握してておけば、少々含み損が出ても「想定内のこと」と考えて、落ちついて対応することが可能です。
大抵の株のトレーダーは、自分が行おうとしているトレードの具体的なリスク額を事前に把握できていません。
リスクをまったく考えておらず、得たい利益にだけ集中してしまって欲ボケしていることが多いのです。
これでは、株の値動きが想定外に動いた時、動揺してしまうばかりとなってしまいます。
そうなってはもういけませんね。
欲ボケするよりも、リスクを把握してトレードする方が洗練されているのは誰の目にも明らかでしょう。
事前に最大リスクを把握してトレードに臨む、これがスマートです。
この秘訣をマスターしていれば、ライバルが含み損でキリキリ苦しんでいるときに、あなたは動揺せず適切な対応でほとんどの事態を悠然と乗り越えることができるでしょう。
この秘訣も知っていると知らないとでは結果に大きな差が出ます。
非常に重要な秘訣です。
必ず理解して活用するようにしてください。

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