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2011年7月24日(日)22:45
From:IIO株式投資クラブ 西雅文
米国の財政赤字は現在、法律で定めた累積赤字の上限に達しています。
財政赤字の上限引き上げの期限は8月2日です。
残り時間10日を切りました。
米国は今までは上限に達する度に上限引き上げを行ってきました。
しかし、今回は5月中旬に上限額(14兆2千億ドル強)に達しても上限が引き上げられませんでした。
この原因は、田中宇氏のレポートによると、昨年の秋に米議会下院に大量当選してきた共和党の「茶会派」(小さな政府主義者)の反対だそうです。
米政府は、流用できる予備的な資金も枯渇していると表明しているそうです。
まだ10日あるとの向きもありますが、米国で意見がまとまりません。
議会上下院でそれぞれ法案が出されました。
しかし、下院の案には上院と大統領が反対。
上院の案には下院が強く反対。
こんな調子で、残り後10日と期限が迫っています。
米国デフォルトは表面化させないと思っていましたが、この調子でいくと、米国は敢えて米国債デフォルトの道を選ぶかもしれません。
そうなったら、たとえば米国への輸出に頼っている中国のバブルも崩壊するかもしれません。
中国バブル崩壊となったらダダでさえ貧富の差に喘いでいる人民が多いお国柄。
統制が厳しいとはいえ、中国でも何が起こっても不思議ではありません。
円高がさらに進んで、輸出国日本も大打撃を受けるかもしれません。
今までの古いシステムが音を立てて崩れようとしています。
個人的感想ですが、世界が大きく変わろうとしているように感じます。
そういえば、今年は蝉の声があまり聞こえない。
何から何まで今までとは違う雰囲気です。
今年の夏は、激動の夏になる予感がします。
株のトレードでは「米国債デフォルトに伴う暴落」と「暴落に立ち向かうであろう政府系資金の買い上げ」に注意しましょう。
有事の際、トレンドフォローシステムと空売りの活用の心構えも持っておくと、トレーダーとしては完璧かと思います。
追加情報
2011年7月25日(日)13:46
From:IIO株式投資クラブ 西雅文
読売新聞の報道によりますと、米国の与党民主党と野党共和党の米財政協議の交渉が24日夜(日本時間25日午前)再び決裂したそうです。
猶予時間がない中、米国債利払い不能のデフォルトの不安が広がっています。
民主党と共和党が崖っぷちで取っ組み合いのけんかをしているイメージです。
危なくて見ていられません。
田中宇氏のレポートによると、このままの事態が進んでも8月2日即時デフォルトになるかというとそうでもないそうです。
8月の米政府の収入は1720億ドル。
支出は3070億ドル。
従来でしたら、差額の1350億ドルを国債発行によって埋めていました。
今回はそれができそうもない状態です。
8月に必要な米国債の利払いは290億ドル。
したがって、元本を借りていることにして、利払いだけすれば、収入の範囲内で利払いできることになります。
つまり、米国債デフォルトを先送りできるワケです。
これも知っておいてください。
なお、テクニカル的にも空売り有利ですし、本日空売りを仕込んでおくのはトレーダーとしては良い方針になると思われます。
ただし、買い上げには十分注意してください。
追加情報2
2011年7月25日(日)21:46
From:IIO株式投資クラブ 西雅文
さっそくですが、ロイターが報じたところによると、格付け機関のムーディーズはギリシャ債は「事実上100%」の確率でデフォルトになるとの見通しを示したそうです。
それに伴い、ムーディーズは、ギリシャのソブリン格付けを「Caa1」から3ノッチ引き下げ、「Ca」としました。
「Ca」は、デフォルト(債務不履行)とみなされる格付けよりもわずか1ノッチ高い水準で、デフォルトとなる見通し、あるいはデフォルトに非常に近い状態にあるが、元本や金利を回収できる見通しもある程度あることを意味しているそうです。
米国だけでなく欧州も経済破綻です。
日本・中国もただでは済まないでしょう。
激動は目前に迫っています。
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