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2011年11月21日(月) 9:02
From:IIO株式投資クラブ 西雅文
昨晩のNYダウは、小幅反発となりました(下図赤丸部)。
現在値 11,796.16 ↑
前日比 +25.43 (+0.21%)

(チャートSBI証券より引用)
また、日経平均は現在、大底に入っています(下図)。

(チャートSBI証券より引用)
したがって、日経平均も相当底堅いと言えます。
NYダウが下げ止まり、日経平均も底堅いので、本日の日経平均は底堅い展開になる確率が高いと言えます。
ただ日経平均は最近、NYダウに素直に追随しなくなりました(上のチャートを比較)。
これは近年あまりなかった市場状況です。
欧州金融危機の影響を受けて、株式市場が変調相場になっているのがわかります。
今後、NYダウと日経平均を見比べて投資判断していく必要があるでしょう。
NYダウはギリシャ問題やイタリアショックなどがあったにも関わらず横ばいの値動きで推移していました。
しかし、日経平均はNYダウに追随せず、下げトレンドを形成しています。
これはNYダウで買い支えが行われているからであると思われます。
出来高の推移をみる限り、NYダウの買い上げ資金はまだ市場に残っているようです。
NYダウで買い上げ資金がしつこく市場にとどまっている理由は、おそらく米国債務上限問題の再燃に備えてのことと思われます。
つまり、米国債務上限問題が再燃した時の暴落幅を確保しているのでしょう。
これは根本対策ではありませんが、株価が暴落したら市場の資金が米国債に向かうので、米国は決定的な破たんを避けることができます。
強力なディフェンスの体制といえるでしょう。
それに対して、日経平均は大底に入り、有事の際の下げ幅がもうあまりありません。
日経平均がさらに下げると、企業の株を多数有している日本の銀行に評価損が出てくると思われます。
遅ればせながら、ここから買い支えるのかもしれませんが、米国より少し、後手に回っている感じはします。
トレード方針ですが、NYダウが下げ止まり、日経平均も底堅いと思われるので、バージョン15の逆張りシステムを使ってソフトより買いをしかけたいところです。
仕掛けタイミングは、1営業日遅らせて、今晩のNYダウの値動きを確認してからでもよいでしょう。
なお、欧州の金融危機は現在、負のスパイラルに入っています。
ギリシャ危機に端を発した欧州金融危機は中核国に飛び火しており、ユーロ中核国の金利上昇、国債売りを招来しています。
たとえば、ロイターが報じたところによると17日のスペイン国債の入札では、10年債の平均利回りが6.975%となりました。
スペインもイタリア同様、国債の利回りが危険水準の7%に近づいています。
フランスが実施した約70億ユーロに上る国債入札はスペインほど悪くなかったそうですが、やはり利回りが前回に比べ大幅に上昇しているようです。
利回り上昇が不安を生んで、国債売りに結びついています。
これが負のスバイラルです。
負のスパイラルの外にあるのはドイツのみと言われています。
欧州金融危機には引き続き注意が必要です。
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